KTAC> パーマン劇場 > 251話〜300話

#263

1号がパトロールしていたら急にパーマンセットのパワーがなくなり、林へ落ちてしまった。何度も飛ぼうとするがなかなか飛べない。
そのとき、たまたま近くの草むらでバードマンをみつけた。ついでなのでパーマンセットを診てもらうことに。するとバードマンはセットが不良品だと言い、バード星に持って帰ることに。しかしみつ夫はパー子からいろいろと言われており、どうしてもパトロールがしたいとのこと。しかたなくバードマンは、何やら大きな機械を出してパーマンセットを複製した。しかしこのセットはパワーは出ない、見かけだけの真似事セットだという。
そんな1号が真似事セットでパトロールしている途中かば夫に会ってしまい、キャッチボールをやろうといい出だしてきた。断るに断れなかった1号、63球も素手で受けてしまい手はヒリヒリ状態だ。今度は三重くんのママに会い、たくさんの買い物荷物を持つはめに。パワーが出ないのにこれはきつい。
やっと開放されたと思いきや、みっちゃんとゆきちゃんが暴走族にからまれていた。戦うことはでいない1号だが、なんとかパーマンの名で追い払うことに成功した。しかし、いい気分でいたらさっきの暴走族が仲間をつれてまたやってきた。バイクで襲われ、窮地におちいった1号だが地面に落ちていた手品用のゴム製10円玉を見つけた。本物のお金と見せつけ、それを曲げることでパーマンの力を見せつけると暴走族たちはすぐ去っていった。
夜になり、なんとかうちに帰った1号。机の上にはパーマンセットが。どうやら直ったらしく、バードマンが置いていった。さっそくテスト飛行に出かけた。陰で1号を見るバードマン。実はパーマンセットのパワーがなくなったのはバードマンが、パワーを封じ込めることができる物質の液体がこぼれてしまい、それが1号にかかってしまったためだという。そのことを知ることはなかった1号であった。

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