KTAC> パーマン劇場 > 501話〜526話

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パー子からパトロールの呼び出しをうけ、いつもパーマンの仕事でゆっくりできないみつ夫。用がないときは人形になってタンスの中で休んでいるコピーをうらやましがって、今日はコピーと交代することにした。コピーをパトロールに行かせて、自分はタンスの中で休むことに。みつ夫はそのまま寝てしまった。
少ししてコピーが帰ってきた。起こされてふと気がつくと、コピーの鼻が赤くなく、代わりに自分の鼻が赤くなっていた。なぜ自分がコピーになってしまったのか分からないみつ夫。そしてコピーに鼻を押されるとどんどん体が縮んでしまい、なぜか人形にならない状態で小さくなってしまった。なんとかしようにも体が動かない。そのままコピーは部屋を出ていってしまった。(みつ夫はパーマンセットを付けられた状態で鼻を押された)
まさに人形になってしまった1号。その後は部屋に入ってきたがん子から野良犬、かば夫へとたらい回しされ、最終的にみっちゃんの手に渡った。パーマンの人形が手に入って喜ぶみち子。1号自身もみっちゃんに貰われてうれしかった。パーマン人形が汚れていることに気を使ったみち子は、一緒にお風呂に入ることにした。
人形を洗っている途中、みち子はうっかり手をすべらせてしまい、人形を浴槽に落としてしまった。沈んだ人形をなかなか探し出せないまま、1号はしだいに気が遠くなっていった。
しかし気がつくと、自分の部屋にいた。まわりにはパー子たちとコピーが。そう、いままでのことは全て夢だったのだ。ホッとしたみつ夫であった。

1号がパトロールから帰ると、おでこに星のマークがついていることに気がついた。何の印か分からないまま、パー子からの呼び出しが。1号だけでなく、ブービーやパー子にもこの印はついていた。空き地に集まった3人は、このマークについて何なのかを話し合う。考えられることはバードマンだ。このマークは、パーマンの中で誰が一番優秀かを表す「お手柄マーク」だと解釈する3人。星マークは1号には5つ、ブービーとパー子には1つずつある。なぜ1号だけ多いのかをパー子が問うと、1号自身は「今日は骨の折れる事故ばかりだから」という。3人は、誰が一番星を多く集められるかを競うことにした。
1号が余裕ぶって一休みしていると、星マークが減ってしまった。さぼったせいだと思い、星を増やそうと出動したもののかば夫の頼みで穴を掘っていたら水道管を壊したり、凶悪事件だと思って飛び込んだところは映画の撮影現場だったりと、ことごとく失敗を繰り返した。しかし、そんな中でなぜか星マークが増えて5つに戻った。コピーは「これはひょっとしてドジマークかも」と考えた。
そのときラジオのニュースで鉱山での落盤事故があったと知り、1号一人で現場へ向かった。ちょうどそのころ、パー子たちはバードマンと会っていた。おでこの星マークは実は疲れを取り除く貼り薬、「チョップミラクルバン」だということを知る。
そんなこととは知らない1号。落盤現場で閉じ込められた作業員たちのところにたどりついたがまた落盤がおこり、1号も閉じ込められてしまう。近くには地下水脈もあり、うかつに衝撃を与えるわけにはいかないがパー子たちの応援により、無事に脱出への道が開けた。すると何やら音が聞こえてきた。地下水が押し寄せてきているのだ。作業員たちの救出はパー子たちに任せ、1号は地下水を食い止めるために穴を掘り、そこに水をおびき寄せる。
無事に成功してもうクタクタ。そんな1号に疲れを取るための星マークがたくさん現れた。お手柄マークだと大喜びをする1号をモニターで見ていたバードマンは「私ももう少し勉強する必要がありそうだ」とつぶやくのであった。

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