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パソコンのケースを作ってみたので紹介します!

パソコンのケースを違うのにしたい。しかし市販のものはどれも自分の好みに合わず、いいのが全然なかった。さてどうしようか。そうだ、いっそのことケースを自作したら?
調べてみたところケースを自作する人はそこそこいるようだ。じゃあ自分も思い切って!

※各画像はクリックで拡大表示できます。

ケース元今回ケースにするのはこれ!ホームセンターに売ってた1段棚キューブボックス、800円で買った。ネジや金具はずっと前に買ったやつが余ってたのでそれを使うことに。
とりあえず目標は、
【静音性に優れている】【中身がよく見える】【なんとなくカッコよく(笑)】
をクリアーしようと思う。
マザーボードマウントまずはマザーボードを乗せるマウンタ作りから。
2mm厚のアクリル板をマザーボードよりちょこっと大きめにカットして該当箇所に穴を開け、スペーサーをセット。反対側からナットで固定してます。なお、アクリル板の四隅にある穴は最終的にケースと固定するための穴です。
マザーボードをセットそしてマザーボードをセット!一部ネジ穴を開ける場所がわずかにくるったせいか、マザーの穴と少しずれてましたがなんとかネジは入りました。
HDDルームお次はHDDを入れる場所。100均(ダイソー)でちょうど手ごろなメッシュカゴがあったのでチョイス!画像右部分のぽっかり開いた場所はケーブルを通すため、ニッパーでちょっきんちょっきんしてヤスリでジーコジーコこすりました。そしてずっと前に買った2.5インチ→3.5インチ変換マウンタを利用して画像のように取り付け。ケースと固定するためのものです。HDDは上のL型金具と、見えませんが底面からのネジ止めで計2つのビスで固定。システム/データ用とバックアップ用の2つのHDDを使います。


一通り組み立て一通り進んで組み立て開始!背面の該当する箇所にあらかじめ穴をあけておき、パーツをケースに詰め込みます。LEDはどこに付けようか悩みましたが、HDDの入れ物に使ったメッシュカゴの穴にちょうど入ったので適当に通しておきました。^^;
電源ユニットは背面4つのネジで固定+手前のほうで大き目のL型金具で支える構造。ちなみに光学ドライブの固定方法はこんな感じ
背面それでは背面をちょこっと。もともとこのボックスの背面は3mm厚ほどの木の板(よくある本棚の裏っ側みたいな)なんだけど、その硬さゆえくりぬくことができない。(専門の機器があれば簡単なんだろうけどね…)なので適当に頑丈そうなダンボールを切ってその代用にすることに。これなら普通のカッターナイフもサクサク通る。青いラインは特に気にしてなかったんだけど出来あがってから見たら結構きれいに仕上がってるんでちょっとお気に入り。Personal Com…の文字がかけてるのがなんとなく残念!というかこの箱、元は何が入ってたんだよ!
拡張カードは今のとこ1枚だけ、そこから出ている線は電源スイッチです。
ちょうど右上のメッシュ部分がHDDのメッシュカゴにあたるわけですが、その四隅に「/」みたいなのがあるのはここにフィルター(ホコリとか吸い込まんように)を挟もうとしてたから。同様に真ん中あたりの部分にもフィルターをはめようとしたんだけど、あまりにも通気性が悪すぎたフィルターのため取り外した。

今回作ったケース、側面および前面、上面は穴を開けていません。(ネジ穴を除く)耳に近いほうから内部の騒音が漏れないようにしたためです。なので市販のケースには無いような「背面吸気、背面排気」です。ファンは電源排気ファンが1つ、CPU吸気ファンが1つの計2基。
アクリル板固定前面は内部がよく見えるよう、アクリル板でふたをする。とはいっても完全固定するのではなく、画像のようにL型金具でアクリル板が倒れてこないようにしているだけの、なんとも原始的な方法。光学ドライブのために部分的な穴を開けるなことも一切してないのだ。
そして完成!
完成!
きれいなマザーボードやでかいCPUクーラーがよく見える構造へ!標準的なタワー型ケースだとマザーは垂直に固定してしまう。そのため、マザーがどことなく見づらくなり、迫力のあるCPUクーラーもなんだかさえなく感じる。それにこのようなクーラーは地面と垂直のほうが冷却効率が上がるということだ!
配線が邪魔なのはしかたないことだから、そこは勘弁な!おっと、電源ユニットあたりに見えるモコモコした模様は反対側にあるガラスの模様な!アクリル板に反射しちまったんだ。

それでは初めに目標としていた3項目について、自分で評価!

静音性 ★★★☆☆ 厚いケースに前側面カバー、それなりの静音性を期待していたんだが、実際動かしてみるとそうでもなかった!なんというか、やっぱりHDDの動作音が気になる。とはいっても裸で動かすときよりかはかなり静か。そのせいで今までは気にしなかったアクセス音が目立つように!ガリガリガリガリゴゴゴゴゴ…。
 
中身の見え ★★★★ 前面アクリルのためよく見える!が、しかし、避けられない問題が「ケーブル」だ。特に手前のメイン電源がなんとなく邪魔!うーん、これはしかたないか。HDDもどうどうと見えるようにはしたいけど今回のようにああやって専用ケースに収めないと設置できないしな〜。電源もファンが見えるとなんだかいい感じ。しかし今回のような構造ではそれは無理か。
 
カッコよさ ★★★★ 決してかっこよくはないと思う!(なんじゃそりゃ)
まあこれはあれだ、個人的感覚だ。自分的には内部スペースを十分に活用しているから満足だ!ただ背面はなんとかならないものか…。

2009/5/19

ダクトを作成CPUファンのダクトを作成
背面吸気のCPUファンにダクトを設けました。従来のままだとファンと背面通気口とは約数cmほどのスペースがありました。これだと暖まった内部の空気がまた吸い込まれるといった状態でしたが、ダクトを作ったことにより、クーラーには直接外気があたる設計へ、冷却性能アップを図りました。何も考えずにダンボール切ったんだけどSONYのロゴが…。負担時の温度は気持ち分、5度程度下がりました。確かに効果アッタ。

2009/5/26


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